既に半月前になってしまいましたが、遅ればせながら。 
8/31 山形県長井市で『第四回 ナガレンジャーフェスタ』が開かれました。
はやいもので、もう四回です。そーか、そうだよなぁ。w
我々も、ここにお邪魔するのはもう三回目。いや『ROBO-ONEin長井』も加えると四回目ですね。
長井市は、山形県の入口、米沢から北西に入ったあたりにある小さな盆地で、かつては、最上川最初の積み出しの場として栄えた、歴史ある場所。
三方を山に囲まれているため、豊かな水と穏やかな気候に恵まれ、現在では工業が盛んな地域。特に電子部品などハイテク機械を得意とします。
そんな土地柄であることを生かし、マイクロマウスをはじめとするロボット産業にも力を入れているとのことです。
この長井で、若手の技術者や様々な技術向上を願う人々が中心になり、未来の日本を支えるであろう技術者育成のきっかけ作りと、長井の発展向上を目指して開かれているのが『ナガレンジャー ファイティングフェスタ』。
二足歩行ロボットを使って様々な競技を競い、一日楽しくロボットと遊ぼうという企画。
今年の会場は、子供たちも沢山集まる『置賜生涯学習センター』。
昼下がりの
スタートということで、 こちらが東京を出たのは早朝五時。
この時期、日本各地大変な不安定な気候で、あちこちで豪雨災害が多発していた頃。
行く道に不安を抱えながらの東北道。
確かに、普段は川の存在にさえ気がつかないような場所が、驚くほどの川幅一杯の濁流を流し、かなりの低高度にも雲が沸き立つ。その景色は、見慣れた東北道とは趣が違いました。
が、思うほどの悪天候にも遭遇せず、想定よりやや早く到着。
が!!
ここで、我々は一つの計画を立てていた。
それは、昨年、たまたま「美味い米沢牛が喰いたい」の一言で、タクシーがつれて行ってくれた、日本屈指の米牛生産農家が直営するレストランで、再び夢のような美味さの米沢牛を昼飯に食うこと!!w
僅かな記憶を頼りにレストランに向かうと、ななな、なんと!! そのレストランと生涯学習センターは、ほんの100mも離れていない並びでありました。(爆)
なんかもう、笑うやらあせるやら。
顔見知りの多い参加メンバーに見つかったらなんとしよう。w
そそくさと前を通り過ぎ、レストランに滑り込む。
『福昌』というそのレストランは、それこそ、スパゲティーからてんぷら定食、ラーメンに最高級米沢牛ヒレステーキまで、なんでもござれという、なんかもうすんばらしい店。w
昼時間でもあり、店の座敷にはお客さんが詰め掛けています。
ちなみに、この『福昌』という名前は、ここのオーナーさんが育て、品評会最高位をとった牛の名前で、レジの前には、福昌号の木彫りの像が鎮座ましましておられます。
ステーキは、サーロインとヒレ、 それぞれ三段階ありますが、オヤジさんの説明いわく、要は同じ牛のいいところから取っているので、ぶっちゃけ、
値段の差は肉の大きさの差だそうで。w
そして、その一番安い(小さい)やつでも、もう十二分な大きさなのであります。
ああもう、このまま、ここで美味さにまみれて転がっていたい……w
『生涯学習センター』には、 体育館や温水プールをはじめとする運動施設や、
カルチャースクール用の部屋などが沢山あり、近隣の人々が、自由に利用しているもよう。
広々とした芝生の庭では、時折小雨の降る中、子供たちが元気に遊んでいて、なんともうらやましい環境です。
フェスタ会場は、この正面入口眼の前のホール。
ナガレンジャーの皆さんは勿論、ROBO-ONEのおなじみのメンバーも到着していて「お疲れ様でーす!!」と既に和気藹々。
競技は、ナガフェスオリジナルのカルタ取りを皮切りに、バトル大会、サッカーと進みます。
基本はROBO-ONEと同じですが、そこは地方大会の味。多少のことは大目に見て、とにかく参加者も見物人も、みんなが楽しめることが第一。
この試合内容に関しては、詳しいレポートが既にあちこちに上がっ ていますので、ここでは、ちょっと別の目線でのレポートといたしましょう。
いつも思うことだけど、とにかく長井の人々のロボットに対する反応のよさ。
いい意味で遠慮がなくて、進んでコントローラーにも手を出す。
ロボットやイベントというものに対して、いらぬ構えがない。
特に、子供たちの元気さ。
会場の周りを走り回る子供たちは沢山居るが、決して邪魔なところを走るわけではなく、つまり元気一杯。
「やかましい」ではなく「賑やか」なだけなんですよ。w
ここ最近、東京を始めとする都会でいつも気になるんだけど、子供(含む赤ん坊)が、突然、場所も構わず金切り声を上げる。いわゆる『疳の虫』ってヤツ?
ものすごい嬌(狂)声というのかなあ。あれってなんだよ、といつも思う。
ところが、ここの子供たちからは、あの金切り声は一度も上がらなかった。
これって、絶対に子供が心身ともに健康に育っている証拠だと思うんだよねえ……
そんな雰囲気に押されてか、 ロボットたちも
ファイターたちも、キリキリすることなく試合を大いに楽しんでいました。
そして、今回大会を制したのは……おお、穴馬だ!!(爆)
とにかく楽しい大会
ということで、 エキシビジョンでは、高校生に手伝ってもらっての『電線デスマッチ』。w
特設リングのロープに少しでも触れると、電撃ならぬクラッカーがパーン!!
こうした手作りの楽しさが、ナガレンジャーフェスタの大きな魅力でもあります。
しかし、愛想振りまきの「くまたろう」には脱帽です。 かわいいったら。w
きっと、長井の人々の心にも、くまたろうはしっかりと焼きついたことでしょう。
大会の後は、旅館で懇親会宴会。
内陸名物の、米牛入り「芋煮会」や山形特産「茄子漬」などで腹ごしらえの後、有志で、いつものカラオケスナックへ。
アニソン爆裂で、みんな壊れる壊れる。w
翌日は、ナガレンジャーの皆様の案内で、 たまたま24時間テレビのライブ取材が来ていた最上川のロケ現場にいってみたり。w
その川原の道を、山ほどもくもくと歩いていた、きれいな芋虫軍団を発見!!
調べてみると『ジャコウアゲハ』の幼虫でした。
なんでも九州など温かいところに居るアゲハ だそうなんですが……おいおい、ここはみちのく山形だっちゃ~(^^; 地球温暖化、恐るべし!!
赤湯駅から長井を繋ぐ第三セクターの単線
『フラワー長井線』の始発駅『荒砥駅』を見学。中は小さな歴史博物館になっていました。
ロボットにも興味ありの 地元造り酒屋『長沼
合名社』さんの酒蔵
も見物。
中には、古井戸もあり、酒麹を育てる用具など様々な道具が展示してあります。
ちなみに、伝統あるこの造り酒屋さんの若き跡継ぎさんは、なんと東京からやってきたお婿さんだそうだです。
古きと新しきがきちんと融合している、
長井って凄い町だとつくづく思うな。
昼ごはんには、長井から少し北東に移動した『白鷹』というあたりの最上川ぞいにある、日本一の簗を持つ『鮎茶屋』へ。
昨今の雨を集めて、まさに「集めて早し」…というより、これはもはや……
『大雨や、集めて濁流 最上川』w
鮎のから揚げや塩焼き、カジカのから揚げなどを堪能しました。
とにかくね、長井って町は、でっかい「見世物」のある観光地ではないかもしれないが、長き時、黙々と積み上げてきた、日本人独特の努力と忍耐で築き上げた本当の歴史が、小さな町に溢れんばかりに詰まっている。そんな気がする。
こういう町こそ、日本の本当の「誇り」なんじゃないかと思う。
食事の後、毎度恒例、列車で関東方面に戻る選手たちを長井駅に 見送りに。
改札など無関係に、ホームまで見送りに行かれる、こののんびり感がたまりません。w で、お約束で、列車を追いかけて走るヤツが出たり。(爆)
こうして、長井の楽しい二日間はあっという間に終りましたが、タダでは帰らぬ我々。
往路とは違う道でと会津抜けで磐越道に。
美しい磐梯山の夕景を眺め、晩飯には、ちょっと宇都宮で途中外道。w
「宇都宮餃子を食う!!」を実行しました。
本当に、餃子しかないんだよね。w
焼きに茹でに揚げ。これをご飯と味噌汁とで、ひたすらにばくばく食べるのだ。
それがまたなんとも大変に美味い!!
毎日では、流石に飽きるかもしれないが、こう言う「食事」もいいよなぁ。
大都会東京の西の端っこに帰りながら、毎度ながら、日本という国の多様性と奥深さに、もっと日本人自身が気がつけよ! と思うばかりであります。